「あした死ぬ覚悟で」 村松徳馬

 

はじめまして。村松徳馬です。

 

3歳から「とっくん」と呼ばれているので、本名よりも「とっくん」の方がしっくりきます。

よかったらそう呼んでください。

 

 

そしてぼくは、この度人生を変えた一冊書店という「誰かの人生を変えた一冊の本を扱う本屋」をはじめました。

 

想いを語ると長くなってしまうので、興味をもってくださった方はコチラを見てほしいです。

この本屋では、

誰かの人生を変えた一冊の本を販売します。

ということは、誰かの人生を変えた一冊を知る必要があります。

 

 

なので、これから日本全国(もしくは世界中)様々な方にインタビューをします。

そして、記事にしてWEBサイトで紹介していきます。

月に数日だけ、日本のどこかで本屋を開きます。

 

本を読みたいと思ったときの「ひとつの情報媒体」としてあなたの頭の片隅にそっと居座れるような本屋を目指します。

 

 

 

そして、人生を変えた一冊書店のインタビュイー第一号は、自己紹介も兼ねてぼくがさせていただきます。

よろしくお願いします。

※2500字と少々長くなってしまいました。できる工夫はしましたが、読みづらければ読み飛ばしてください。

 

 

自己紹介

簡単に自己紹介をすると「高校辞めて旅に出たら世界の美しさに惚れて、そのまま旅をしながら生きている18歳」です。

現在はブログを書いたり、Rear Projectというゴミのポイ捨て問題を根本から解決する組織の広報をしたり、伝統工芸品を海外に販売している会社のマーケティングをしたり、大学生をしたりしています。

 

 

普通よりかは、ちょっぴりクレイジーな人生を送っています。

ぼくがこんな人生を歩んでいるのも15歳のときに出会った一冊の本が影響しているのかもしれません。

 

 

本との出会い

ぼくの人生を変えた一冊との出会いは、たしか中学三年生の春。

高校受験が終わって、入学するまでのやりたい放題な時期でした。

 

学校が終わり家に帰るとアニメを見て、マンガを読んで、友達と遊びまくっていたときです。

 

 

ふと、「時間あるし、本でも読もうか。」と思い立ち大きめの本屋に向かい、そこでガサガサとかごに詰め込んだ数冊の本のなかにその本はありました。

 

 

あした死ぬかもよ? 

というコピーライターのひすいこうたろうさんが書いた本です。

 


この本を手に取った理由はよく覚えていませんがきっと、ちょっと前に実の母を亡くしていたからかもしれません。

だから「あした死ぬかもよ?」というタイトルに惹かれてしまったのかも。

 

 

何冊か買った本を家に帰って、数日かけて読んでいました。

そして、あした死ぬかもよ?を読みました。

 

この本、すごく面白くて読み進めて数秒で、殺されます。

「あなたはたったいま死にました。」

「悔しかったことは?やり残したことはありますか?」

一度死んだ気になって、自分の人生を振り返ってみましょう、と。

 

普段ならそんな言葉を真に受けることなく「ふーん。」とすました顔で興味半分に読むのですがそのときはやけに、引き込まれてしまいました。

 

「このまま死んだら、絶対後悔するな。」

そう確信しました。

やばい、やりたいこともないし、いつも本気出してないし、ぼくの中身はからっぽだ。

 

「このまま死にたくない、どうしよう。」

勉強机とベットだけのある8畳の部屋で終始号泣しながら、おそらく人生で一番ぐちゃぐちゃな顔で本を読み終えたぼくはなぜか

「よっしゃ、勉強しよう。」

となりました。

 

中学三年生のぼくには自分を変えるための手段は勉強しか思いつきませんでした。

それからの一年は、結構勉強しました。

 

生徒会副会長もしたり、たくさん遊んで勉強して本も読んですごく充実した高校生活でした。

 

そんなぼくに、人生で二度目の転機がやってきました。

 

 

二度目の転機

学校生活を満喫していたぼくのなかには楽しさと同時に、違和感がありました。

「日本の学校教育って、本質からズレてるよな。」

 

なんでこんなに英語を勉強しても使えないんだろう。

なんで「なぜ?」を問い詰めないんだろう。

こんな枝葉ばかりに注力した勉強をしてなんになるんだろう。

 

ムダに賢くなったぼくの頭には、日に日に違和感がつのっていきました。

 

 

そして、とあるスピーチに出会いました。

 

スティーブジョブス氏のスタンフォード大学でのスピーチです。

あのスピーチに心揺さぶられた人は数えきれないほどいると思います。

ぼくもそのひとりです。

 

“If today were the last day of my life, would I want to do what I’m about to do today?”

「もし、今日が人生最後の日だとしたら、わたしは今日しようとしていることをするだろうか?」というスピーチの一文。

 

ぼくの答えは”No”でした。

一年前に後悔しないように生きようと思った結果、一年後も後悔する人生を歩んでいたことに気づかされました。

 

それに気づいた瞬間、とるべき行動も、覚悟も決まりました。

 

 

高校を辞めよう

あした死ぬとしたら、絶対高校には通っていないと思いました。

なので思い切って辞めました。

 

最初は、辞めて海外の大学に飛び級する予定でしたが、結局海外ではなく日本の大学に飛び級で入学しました。

高校を辞めてからは、語学留学をしたり、日本一周をしたり、ニュージーランドを散歩したり、引きこもったり、さまよったり、大学に入学したりしました。

 

 

根底にある想い

ぼくがなぜ本屋をするのか、なぜいまやっている活動をするのか。

 

それは一貫して大量消費社会が好きじゃないから。

心も地球もすり減るような社会は美しくないと思ったから。

きっかけはカナダのファストフード店で、美味しそうなポテトが大量に捨てられていく光景を見たときに「これは違う」と感じたこと。

 

だから、心も地球も豊かになるような仕事をしようと決めました。

 

 

でも「社会を変えたいんだ!」という想いはありません。

「社会なんてどうでもいいんだけど。」が本音です。

 

ぼくは温泉に入れて美味しいごはんが食べれたらそれで幸せだから、ちょっと背伸びした活動をしてそれでお金を稼いでいこうか。ついでにぼくが生きやすい社会をつくろうかと。そんなかんじです。

アイキャッチ画像 撮影 かたぱん

 

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人生書店のオンラインショップで「あした死ぬかもよ?」を販売させていただいているので、よかったらお買い求めください。

直接手売りもしているので、呼ばれたら世界のどこでも本を届けに行きます。

10 件のコメント

  • はじめまして、私は京都で大学生をしている宮田有利子(みやたゆりこ)と言います。
    ある方に、将来自分の本屋さんを持ちたいと思っているとお話ししたところ、あなたのこととこのサイトのことを教えていただきました。
    サイト全体を読んで、その行動力に圧倒されました。若いうちからそんなに思い切って行動している姿に感動し、勇気をもらえました。今就職活動中なのですが、新たな選択肢も芽生えました。
    心から応援しています。私もいつか、どのような形になるかわかりませんが、本を売る仕事をしたいと思います。ささやかですが、あなたの人生を変えた本を買わせていただきます。これからも頑張ってください。

    • 宮田さんはじめまして!
      コメントありがとうございます。そう思っていただけて、コメントまでくださって、本当に本当に嬉しいです。
      嬉しすぎて語彙力の低いお返事しかできませんが、すごく励みになります!

      京都もたまに訪れるので、ご縁がありましたらお会いしましょう。お会いしたいです。

      ちなみに、現在熱海でまた別の、実店舗をかまえた本屋を制作しています。
      そこで、まだ構想中ですが、泊まりながら本屋で一日店長として本を売る体験ができるような仕組みを考えています。もしかしたら、将来本を売るお仕事のお役に立てるかもと思いお伝えさせていただきました。

      情報はFacebook、Twitterで発信しているので、興味がありましたらTokumaMuramatsu、@Tokkununで検索していただけると嬉しいです。

  • 初めまして。藤山と申します。
    「人生を変えた一冊」というワードを検索していてこの書店に行き着きました( ˆ ˆ )
    私は本が大好きで、将来本に関わる何かをしたいと考えております。
    私も本との出逢いで考え方がガラッと変わったり苦しい時の支えになったことが沢山あります。

    素敵なコンセプトだと思います。
    どんどん拡大していってくださいね。
    応援しております。

    • 藤山さん、コメントありがとうございます。
      とても嬉しいお言葉。
      「大切なものを大切にできる本屋」というのがぼくの意識しているところです。
      これからも、こうやって素敵なコメントをいただける本屋を続けていきますので、応援よろしくお願いします。

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